30日、第18回VTVカップ女子国際バレーボール大会2024の5~8位決定戦が行われ、アランマーレ山形はPaint Masters(フィリピン)に3-0で勝利した。

 ベトナムのニンビンで行われている今大会。予選ラウンドをプールBの3位という結果で終えたA山形は、29日に行われた準々決勝でKuanysh(カザフスタン)に敗れ、5-8位決定戦に回ることに。その5~8位決定戦の初戦でPaint Mastersと対戦した。

 第1セット、序盤は両チーム流れに乗れず、スパイクミスやコンビが合わない場面も見られたが、17-13の場面でミドルブロッカー(MB)のインディグウェシンディ千想夢をMB佐藤菜々美に変えて投入。中盤、両チームが拾いあう長いラリーをA山形が制すると、そこから流れを引き寄せ、MBインディグウェのダイレクトスパイクや、アウトサイドヒッター(OH)木村友里がブロックで相手スパイクをシャット、最後はOH前田美紅がプッシュでブロックアウトを取り、A山形が25-16で第1セットを先取した。

 続く第2セット、セッター(S)赤星七星とオポジット(OP)川釣奈津を投入したA山形はMB伊藤摩耶のサービスエースやリベロ(L)草島華穂のレシーブが光る。第1セットからの流れを渡さず、効果的にミドル攻撃を駆使して得点を重ねると、OP川釣がバックセンターからの攻撃を決め24点目を手に入れる。25点目は相手のサーブミスで得点し、2セット目も連取した。

 第3セットは終始A山形のペースで試合が進んでいく。OP川釣の力強いスパイクで攻撃し、前衛でコートに戻ったMB佐藤菜々美もスパイクとブロックを決めていく。途中Paint Mastersの強烈なスパイクで流れを渡しそうになるが、粘り強い守備やブロックアウトを利用して得点を奪っていく。インディグウェのブロード攻撃で24点目を獲得すると、25点目はPaint Mastersのブロックアウトを狙ったスパイクがA山形のブロックには当たらず試合終了となった。

 今日の試合で勝利したA山形は31日に行われる5位決定戦に出場することとなる。

■試合結果

アランマーレ山形 3-0 Paint Masters

第1セット 25-16
第2セット 25-17
第3セット 25-13

この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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