日本時間27日(日)から28日(月)にかけて、ネーションズリーグ(VNL)2025女子の3位決定戦と決勝が行われた。
1ヵ月以上にわたる予選ラウンドを終え、ポーランドのウッチで行われていた決勝ラウンド。準々決勝では予選ラウンド上位の国が順当に勝利し、準決勝の顔触れは女子イタリア代表、女子ブラジル代表、女子日本代表、女子ポーランド代表と、VNL2024女子のベスト4と全く同じ顔ぶれとなっていた。
準決勝では前回女王の女子イタリア代表が女子ポーランド代表と対戦し、ポーランドを寄せ付けずにストレートで下し決勝進出を決めていた。日本とブラジルの一戦は、日本がストレートで敗戦した予選ラウンドとは異なりフルセットまでもつれ込む戦いに。粘りを見せたが敗れ、決勝へと進んだのはブラジルとなった。
注目の決勝、まず第1セットを先取したのは世界ランク4位のブラジルだった。しかしイタリアは第2セットから反撃を開始。ガブリエラ・ギマラエス擁するブラジルの猛攻を振り切り世界ランク2位の底力を見せつけると、その後のセットを取り切り、前回大会に引き続き金メダルを獲得した。
一方の女子日本代表は銅メダルをかけて27日(日)に女子ポーランド代表と対戦。第1セットを大差で奪われるも、第2セットは切り替えを見せデュースに持ち込みセットを奪い返した。第3セットを取られ迎えた第4セット、終盤に攻撃が阻まれた日本はこのセットを落とし2大会連続のメダル獲得とはならなかった。
27日(日)、28日(月)の結果により、優勝はイタリア、準優勝はブラジル、3位はポーランドという最終順位になった。
【VNL女子2025 7月27日・7月28日結果】
・イタリア 3-1 ブラジル
(22-25/25-18/25-22/25-22)
・ポーランド 3-1 日本
(25-15/24-26/25-16/25-23)