28日にバレーボールネーションズリーグ(VNL)2025女子のすべての試合が終了し、女子日本代表は4位で大会を終えた。
全日程を終えた時点でのベストアタッカーランキング(アタックでの得点数)を確認すると、1位に輝いたのは中国のアウトサイドヒッター(OH)ゴ・ムケツだった。2位と20点近く差をつけたゴは、ベストスコアラーでも1位の成績を残している。
2位には和田由紀子がランクイン。チームの点取り屋として鋭いスパイクを決める場面を多く見せた和田は、208得点をあげた。
次いで3位には苦しい場面で何度もトスを託された、キャプテンの石川真佑が192点でランキング入りを果たした。また、石川の対角に入り攻守にわたってチームを支えた佐藤淑乃が190点で4位に入るなど、主にスターティングメンバーとして出場していた日本人選手3名がTOP10に名を連ねた。
今大会では惜しくも敗れ2大会連続でのメダル獲得とはならなかった女子日本代表だが、8月22日(金)から行われる2025女子世界選手権(世界バレー)での活躍にも注目したい。
■VNL女子ベストアタッカーランキングTOP10(大会終了時点)
1位:ゴ・ムケツ(中国)/227点
2位:和田由紀子(日本)/208点
3位:石川真佑(日本)/192点
4位:イマン・ンジャイエ(フランス)、チュアン・ユーシェン(中国)、佐藤淑乃(日本)/190得点
5位:パオラ・エゴヌ(イタリア)/188点
6位:ブライエリン・マルティネス(ドミニカ共和国)、リナ・アルスマイヤー(ドイツ)/181点
7位:マグダレナ・スティシャク(ポーランド)/180点
8位:ジュリア・バーグマン(ブラジル)/173点
9位:ピンピチャヤ・コクラム(タイ)/167点
10位:ガイラ・ゴンサレス(ドミニカ共和国)、モニカ・ブランチュスカ(チェコ)/162点