31日に行われたネーションズリーグ(VNL)2025男子の準々決勝で、バレーボール男子日本代表は男子ポーランド代表にストレート負け。ロラン・ティリ監督がU-NEXTのインタビューに答えた。
負けたら終わりの決勝ラウンド。予選ラウンドを8勝4敗の4位で通過した日本は、準々決勝でFIVB世界ランキング1位の男子ポーランド代表と対戦。持ち味の粘りを見せた日本だが、サーブミスや連携ミスも多くなり流れを掴み切れず。ポーランドのサーブ&ブロックにも苦しみ、準々決勝敗退という結果になった。
男子日本代表の監督に就任後、初のVNLを終えてティリ監督は「レギュラーラウンドは非常に良い試合だったと思いますし、良い成績を収められたと思います。ただ今日の試合はケガ人もいる中で選手たちが存分に戦って、第1セットと第2セットで接戦を繰り広げることが出来ました。しかし、最後の方は集中力等が切れてしまって、こういう結果に終わってしまいました」と予選ラウンドと準々決勝を振り返った。
今後の課題については「全ての技術において課題だと思いますが、よりアグレッシブにプレーすることが重要だと思います。ディフェンスもそうですし、アタックもです。まずはメンタリティーとアグレッシブさと自分たちのことを信じる信念、この3つだと思います」と語った。
9月13日(土)より2025男子世界選手権(世界バレー)が開幕する。世界バレーに向けて「世界選手権に対して大きな期待がかかっていることは分かっているので、1週間しか休暇を与えられず、その後はしっかりと準備をしたいと思います。そして、自分たちのスピリットを常に高く持ってもらうようにしたいと思います」と意気込みを語った。