31日に行われたネーションズリーグ(VNL)2025男子の準々決勝でバレーボール男子日本代表は男子ポーランド代表と対戦し、ストレートで敗れた。日本代表のキャプテンでありアウトサイドヒッターの石川祐希がU-NEXTのインタビューで試合を振り返った。
第1、2セットでは競った展開を見せながらも、ストレートで敗れた日本。敗因について石川は「1セット目、2セット目とチャンスがありながら取り切れず。1、2セット目の終盤と3セット目は被ブロックが増えてしまったので、そこが敗因だと思ってます」と答えた。
石川のコメントにあるように、この試合でポーランドはブロックポイントを14本決めている。終始、相手の高いブロックに苦しんだ日本。石川は、「1セット目と2セット目はリバウンドを取り、うまく試合を進めていたが、やはり大事な場面で無理に勝負に出てしまうなど、間違った判断をしてしまったことが原因でした。3セット目に関してはこちらのトスに対してポーランドのブロックが2、3枚付いてしまっていたので、そこはスパイカーの責任でもあると思います」とこの試合で浮き彫りとなった課題を明かした。
長丁場のVNLを終え、今大会で得た収穫を聞かれた石川は「準々決勝でポーランドに負けてしまったことが課題だと感じましたし、世界選手権でも準々決勝でしっかり勝ち上がればポーランドと戦うことになると思うので、また成長した姿を見せていくことが必要だと思います。ポーランドももっと良い選手が入ってくると思うので、そこに対しても勝ち上がっていく力をつけていく必要があると思います」と語った。
続く2025男子世界選手権(世界バレー)についての意気込みを聞かれた石川は、「今回、ネーションズリーグで表彰台を目指して戦いましたが届かなかったので、世界選手権でもその目標は変わりません。世界選手権ではより厳しい戦いが続くと思いますが、そこを勝ち切る、準々決勝を突破するということをまず目標にして戦いたいと思います」と力強く語った。
世界バレーは9月13日(土)より開幕する。