3日にバレーボールネーションズリーグ(VNL)2025男子のすべての試合が終了し、男子日本代表は6位で大会を終えた。
ロラン・ティリ監督を迎えた新体制で挑んだ初の国際大会。予選ラウンドを8勝4敗の4位で通過したものの、決勝ラウンド初戦で世界ランキング1位のポーランド相手にストレート負けを喫し、準々決勝敗退という悔しい結果になった。
そんな今大会、予選ラウンドから決勝ラウンドまでを通して、日本の守護神としてチームを支えたのは間違いなくリベロの小川智大だ。相手の強烈なスパイクを上げ、得点に繋げるシーンを何度見たことだろう。自身の位置取りはもちろん、試合中にコートに響き渡るチームメイトへの大きな声かけも印象的だった。
その小川は今大会のベストディガーランキングで最終的に3位にランクイン。粘り強い守備力を持ち味とする日本チームのリベロとして、自身も高いディフェンス力を証明した。
■VNL男子ベストディガーランキングTOP10(大会終了時点)
※VNLのベストディガーは成功率ではなく成功数順
1位:マイキ・ナシメント(ブラジル)/119本
2位:オレクサンドル・ボイコ(ウクライナ)/85本
3位:小川智大(日本)/84本
4位:ヤニ・コヴァチッチ(スロベニア)/83本
5位:ベルカイ・バイラクタル(トルコ)/78本
6位:トム・コープス(オランダ)、レオナルド・グラーヴェン(ドイツ)/75本
7位:バンジャマン・ディエス(フランス)、テオ・フォール(フランス)、マルロン・ヤント(キューバ)/72本
8位:ジェフリー・クルック(オランダ)、チュウ・ゾンシュアイ(中国)、ジャン・マルティネス(アルゼンチン)/69本
9位:エリック・ロース(ドイツ)、ヨンデル・ガルシア(キューバ)/67本
10位:ファビオ・バラーゾ/62本