[写真]=Volleyball World

 日本代表にも選出されているセッター(S)山本龍(23)が、今季の移籍先のギリシャのアオンズ・ミロンに合流した。本人がインスタグラムで伝えている。

 山本は強豪の洛南高校、東海大学を経て、2022年にサントリーサンバーズ(現・サントリーサンバーズ大阪)の内定選手として入団。洛南高校時代には3年時の春高バレーで主将を務め、同級生である日本代表の(OH)大塚達宣とOH垂水優芽とともに優勝に貢献していた。

 その山本は、2022年に入団したサントリーサンバーズをセッターとしての出場機会を求めて1年で退団。2023-24シーズンはルーマニアのディナモ・ブカレストでプレーしながら、日本代表として2023年のパリ五輪予選やアジア選手権にも出場していた。

 そんな山本が次の移籍先に選んだのはギリシャのA1リーグに所属しているアオンズ・ミロン。同クラブは、東京グレートベアーズのリベロ(L)谷口渉の今シーズンのレンタル移籍先でもあり、二人はチームメイトとなる。

 山本は2日に自身のインスタグラムを更新。谷口と二人で撮った写真とともに、「今年はギリシャリーグにチャレンジします!ギリシャの地で成長、チャンピオンに貢献できるよう頑張ります渉さんよろしくお願いします」とコメントしている。

 新天地ギリシャでの日本人選手たちの今後の活躍に注目したい。