7日、インドネシアのスラバヤで2025女子U21世界選手権大会の予選ラウンドが行われ、バレーボールU21女子日本代表はU21女子チリ代表と対戦した。
出場24チームがプールA~Dに分かれて行われる予選ラウンド。プールDに振り分けられた日本は、初戦でチリと対戦することに。
第1セットは序盤、サーブから主導権を握る日本が8連続得点で一気に先行する。その後も日本は、安定したディフェンスから攻撃を組み立て、得点を重ねる。相手にも徐々に粘りが出始める中、多彩な攻撃で点差を広げていく日本。最後はクイック攻撃で得点し、25-15と大差で第1セットを取る。
続く第2セットも序盤、リードを奪った日本だが相手のブロックとサーブが襲い掛かり、7-10と逆転を許す。以降の中盤も、反撃のきっかけを掴めないまま試合が進む。終盤、日本は20-21と点差を縮める。しかし、その後に連続ブレイクを奪われると、21-25で第2セットを落とす。
第3セット、サービスエースから勢い付いた日本は好レシーブを連発。トランジションからの得点やブロックポイントで7-1とリードする入りとなる。その後、点差を維持した日本は終盤にかけても、ブロックや3連続サービスエースで勢いを加速させていく。主導権を握り続けた日本は第3セットを取る。
勝負の第4セットも、サーブから流れを引き寄せる日本が前に出る立ち上がりに。相手の攻撃をことごとく上げてみせる日本は、硬軟を織り交ぜた攻撃で得点。勢い付くサービスエースも飛び出し、14-4までリードを広げる。中盤もブレイクを重ねる日本は、21-6まで点差を広げていく。完全に流れを握った日本は25-10の大差で第4セットを取り、セットカウント3-1で勝利を飾った。
第2セットこそ落とした日本だが、丁寧な繋ぎや堅いディフェンスで試合を優位に進め、勝利を収めた。日本は次戦、8月8日(金)19:00よりU21女子タイ代表と対戦する。
■試合結果
日本 3-1 チリ
第1セット 25-15
第2セット 21-25
第3セット 25-16
第4セット 25-10