プルス・リーガ(ポーランド1部)のヘウムは11日、日本人リベロの備一真(27)の獲得を発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
備は大同大学を卒業後、大同特殊鋼レッドスター(現・大同特殊鋼知多レッドスター)や大分三好ヴァイセアドラーでのプレーを経て、2022年にVC長野トライデンツへ加入。2024-25シーズンは正リベロとして活躍し、大同生命SV.LEAGUE MENのレギュラーシーズンを通してサーブレシーブ成功率ランキングで2位に輝いたが、4月に退団が発表されていた。
2025-26シーズンからプルス・リーガに昇格したヘウムは、新たに加入した正リベロ候補のイェンジェイ・グルシュチンスキが負傷し、数カ月間の離脱が決定。それに伴い備を獲得したということだ。備との契約期間は5カ月間で、シーズン終了までの契約延長オプション付きとなる。
初の海外挑戦となる備は、クラブを通じてコメントしている。
「ヘウムに加入できてとても嬉しいです。日本国外での初めてのシーズンであり、大きな挑戦です。新しいチームでこの“旅”を始められることを誇りに思い、喜びを感じています。チームにできる限り貢献できるよう、全力を尽くします。共に成功を祝えることを楽しみにしています」