1日、2022年に現役を引退したリベロの斎田杏(31)が、ルーマニアリーグのルゴジュで現役復帰することを自身のSNSで発表した。

 斎田は高校卒業後、2011年に日立リヴァーレ(現・Astemoリヴァーレ茨城)に入団。2017年にチームを退団してからはドイツやルーマニア、スイスのクラブを渡り歩いた。2022年に現役を引退してからは、仙台育英高校男子バレーボール部のコーチを務めていた。

 なお、斎田が加入するルゴジュは2023-24シーズンのルーマニアリーグで4位という成績を残している。

 2年ぶりの現役復帰となる斎田。自身のインスタグラムで新たなスタートに向けて意気込みをつづっている。

「I’M BACK ON THE COURT」

「2年前に現役を引退しましたが、タイミングと縁が繋がり選手に復帰いたしました!たくさんの葛藤がありましたが、今やれることを今やるしかない!と言う言葉をもらい、現役復帰することに決めました」

「30歳(もうすぐ32歳)を超えてからの復帰、2年のブランクはなかなかしんどいこともありますが(笑)、指導者としてバレーボールに携わった2年間の経験を、また違う角度から選手として試せる機会を与えてもらえたことに感謝をし、全力で笑顔でプレーしたいと思います」

「意識の高いこのメンバー、スタッフたちとまたバレーボールができること、背中を押してくれた大切な人たちのため、そして自分のために改めてバレーボールと向き合い、楽しんでいきたいと思います」

「そして5年ぶりのルーマニアリーグ 引退する前、引退した後も常に気にかけてくれていた監督、コーチのためにも頑張りたいと思います!」