13日、JVA第39回全日本ビーチバレーボール選手権大会(男子)の決勝戦が行われ、ビーチバレーの日本一が決まった。

 今大会は神奈川県の藤沢市鵠沼海岸にて8月11日(月)~13日(水)の3日間にかけて行われ、計56チームが参加。オフィシャルポイントランキング上位順の推薦枠6チーム、大学と高校の優勝の推薦枠2チーム、開催地代表1チーム(神奈川県)、そして都道府県代表の47チーム(※複数が出場する都道府県もあり)が出場した。

 決勝のカードは、ランキング上位の推薦枠で出場した黒川寛輝ディラン(LIVZON)/長谷川徳海(ハウスコム株式会社)組と、都道府県予選から推薦チームを次々と退けて勝ち進んだ東京都代表の水町泰杜(トヨタ自動車株式会社)/黒澤孝太(明治大学)組となった。

 7月21日(月・祝)から26日(土)までドイツにて開催されたFISUワールドユニバーシティゲームズの男子ビーチバレーボール日本代表としての出場を経て、短期間でコンディション調整をして決勝まで上り詰めたインドアとビーチの二刀流として活動する水町と現役大学生の黒澤だが、第1セットは21-18で黒川/長谷川ペアが先取。

 第2セットは20-22で若い水町/黒澤ペアが取り返すも、緊張感のある痺れる接戦となった第3セットを、最後ブロックを決めて制したのは黒川/長谷川ペア。長谷川は2年連続、黒川は3年ぶりとなるビーチ日本一を決めた。

 なお3位決定戦では推薦枠チーム同士の対戦となり、黒川魁(NTTドコモソリューションズ株式会社)/安達龍一(トヨタ自動車株式会社)組が、石島雄介(ゴッツfamilyクラブ)/立谷純太郎組をセットカウント2-1で下した。

■第39回全日本ビーチバレージャパン(男子)決勝戦 試合結果

黒川/長谷川ペア 2-1 水町/黒澤ペア

第1セット 21-18
第2セット 20-22
第3セット 17-15

▼最終結果

優勝:黒川寛輝ディラン(LIVZON)/長谷川徳海(ハウスコム株式会社)※推薦1
準優勝:水町泰杜(トヨタ自動車株式会社)/黒澤孝太(明治大学)※東京都代表
3位:黒川魁(NTTドコモソリューションズ株式会社)/安達龍一(トヨタ自動車株式会社)※推薦3

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VOLLEYBALL KING 編集部

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