15日(金)、インドネシアのスラバヤで2025女子U21世界選手権大会の準々決勝が行われ、バレーボールU21女子日本代表はU21女子トルコ代表と対戦した。
予選ラウンドを無傷の5連勝で終え、プールDを1位で通過した日本は、ラウンド16のU21クロアチア戦にもセットカウント3-1で勝利。準々決勝ではU21女子トルコ代表と対戦することになった。
第1セット、序盤はリードを奪ったものの、中盤から終盤にかけて多彩な攻撃を仕掛けたトルコが20-17と先に20点台へと乗せた。それでも日本は終盤まで粘り強いプレーを見せ23-23と同点に追いつくと、勢いそのまま25-23でこのセットを先取した。
第1セットではアウトサイドヒッター(OH)にトスを集めていたトルコはこのセット、ミドル攻撃も織り交ぜ得点を重ねる。このセットを取り切り次のセットへと向かいたい日本は大森咲愛と福村心優美を中心に攻撃し、第2セットを25-21で奪い勝利まであと1セットとした。
続く第3セット、あとがないトルコは中盤まで日本に食らいつくも、終盤にかけて日本が20-14とリードを広げていった。最後までリードを守り切った日本は、上村杏菜の鋭いスパイクで25点目を取りこのセットを奪い、ストレートでU21トルコ代表を下した。
トルコ戦では福村と大森が11得点、上村とミドルブロッカーの井上未唯奈が10得点と、攻撃の枚数を常に保ちながら試合を進めたことが分かる結果となった。
この勝利によってベスト4を決めたU21日本代表。予選ラウンドではストレートで勝利したU21ブルガリア代表と対戦する準決勝は、8月16日(土)日本時間18:00より行われる。
■試合結果
日本 3-0 トルコ
第1セット 25-23
第2セット 25-21
第3セット 25-20