17日(日)、インドネシアのスラバヤで行われていた2025女子U21世界選手権大会の全日程が終了し、個人賞が発表された。
予選ラウンドを無傷の5連勝で終え、プールDを1位で通過した日本は、決勝に進出。決勝ではU21女子イタリア代表に惜しくもフルセットで敗れたものの、準優勝という結果で大会を終えた。
その日本からはセッターの花岡千聡、アウトサイドヒッターの大森咲愛、リベロの内澤明未が個人賞に選出された。多彩なトス回しで攻撃の的を絞らせずに試合を進めた花岡はベストセッター賞を、決勝では同じくアウトサイドヒッターの上村杏菜に次ぐ2位の17得点をあげ攻撃の主軸を担った大森がベストアウトサイドヒッター賞を、粘り強い守備で何度も攻撃に繋げた内澤はベストリベロ賞を獲得した。
また、MVPは優勝したイタリアからメリット・アディグエが選出された。アディグエは日本との決勝で5セットすべてに出場し、両チーム最多の34得点を獲得。圧倒的な力を見せたアディグエは同時にベストオポジット賞も獲得した。
■U21女子世界選手権 個人賞
MVP:メリット・アディグエ(イタリア)
ベストオポジット:メリット・アディグエ(イタリア)
ベストアウトサイドヒッター:大森咲愛(日本)/テレザ・ボッソ(イタリア)
ベストミドルブロッカー:ルアナ・クスコウスキ(ブラジル)/ダリア・マルケジーニ(イタリア)
ベストリベロ:内澤明未(日本)
ベストセッター:花岡千聡(日本)