[写真]=古川剛伊

 17日(土)、韓国招待試合の最終5戦目が行われ、女子日本代表は女子スウェーデン代表と対戦した。

 韓国招待試合は8月12日(火)から17日(日)にかけて韓国の晋州(チンジュ)で開催。日本とスウェーデンの他、女子チェコ代表、女子フランス代表、女子アルゼンチン代表、女子アルゼンチン代表の計6チームが参加し、総当たり戦による勝利数で順位を決定する。

 フランスとの初戦とアルゼンチンとの第3戦目に勝利し、チェコとの2戦目、韓国との4戦目に敗れ、ここまで2勝2敗としていた日本。スウェーデンとの最終5戦目では、アウトサイドヒッター(OH)にオクム大庭冬美ハウィ、深澤つぐみ、廣田あい、ミドルブロッカー(MB)に飯山エミリと山中宏予、セッター(S)は安田美南、リベロ(L)に西崎愛菜をスタメン起用した。

 第1セット、3-0と先に前に出たのはスウェーデンだった。序盤から追いかける展開となった日本は深澤の鋭いスパイクで追い上げを見せるも、6-11の場面でレセプションをダイレクトで叩き込まれダブルスコアにされる。その後も流れを掴めず6-14と一時8点差を許した日本は、終盤にかけても点差を縮められず、最後はスウェーデンのミドル攻撃が決まり19-25で第1セットを落とした。

 第2セットは序盤に6連続得点を許し、スウェーデンが流れを掴む入りとなった。どうにか自分たちのリズムに持ち込みたい日本だったが、その点差は徐々に開き11-20とスウェーデンが大きくリードして20点台へと乗せた。相手がマッチポイントを握った直後、野中瑠衣のスパイク、廣田の2連続サービスエースで3連続得点をあげ追い上げを見せるも、最後はサーブミスで得点を許し17-25でこのセットも落とした。

 第3セットは廣田のスパイクから始まった。このセットを取り切り勝利したいスウェーデンと、勝利するにはこのセットを取るしかない日本の戦いは、序盤から互いに譲らず拮抗した争いとなった。20-18と先に20点台へと乗せた日本だったが、22-22で同点に追いつかれると直後に23点目を取られ逆転を許し、デュースとなる。両チームともに粘りを見せたこのセットはなんと30点を超える戦いに。最後は野中と廣田のスパイクで点を取り切り38-36でこのセットを奪い返した。

 第3セットの勢いそのまま、第4セットでも日本が先にリードを奪う。中盤には5点差をつけて試合を進め、20-16とリードを保ちながらセット終盤の戦いへと入った。Sの髙佐風梨が攻撃の的を絞らせないトス回しを見せたほか、ブロックポイントやサーブポイントも決めた日本は、野中のスパイクで25点目を取り次のセットへと向かった。

 最終第5セットはスウェーデンが一歩前に出る入りとなったが、深澤のサービスエースで4-4と同点に追いつく。1点ビハインドでコートチェンジを迎えた日本は、スウェーデンのスパイクミスや日本のブロックポイントで逆転に成功。リードを守り切った日本は、最後は麻野七奈未のサービスエースでこのセットを締め、フルセットの末勝利した。

 16日(土)に行われた韓国戦では最終セットで疑惑の判定もあったが、切り替えを見せ白星をあげた日本。この勝利によって、今回の韓国招待試合は3勝2敗と勝ち越しで終えることとなった。

■試合結果
日本 3-2 スウェーデン
第1セット 19-25
第2セット 17-25
第3セット 38-36
第4セット 25-20
第5セット 15-10

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