21日(木)に2025男子U21世界選手権大会が中国の江門にて開幕し、バレーボールU21男子日本代表は予選ラウンド初戦で男子ブラジル代表と対戦した。
出場24チームがプールA~Dに分かれて行われる予選ラウンド。日本はブラジル、ブルガリア、チェコ、コロンビア、キューバと同じプールCに入っている。
大事なブラジルとの初戦、序盤から中盤にかけて互いに点を取り合い拮抗した試合展開になるが、18-18のところからサービスエースを皮切りに抜け出したのは日本だった。連続ポイントを奪って勢いづくとそのまま1セット目を先取する。
続く2セット目も中盤まで互いに譲らず点差がつかずに進むが、日本が5連続ポイントを奪い、19-15と一気に突き放す。ブラジルも20点目以降に怒涛の追い上げを見せ24-23の1点差まで詰め寄られるも、逃げ切った日本が25-23で制し、勝利に王手をかけた。
注目の第3セットはスタートから日本がリードを奪う。序盤に最大6点差をつけ試合を優位に運ぶ日本。崩された状況でも相手スパイクを拾ってラリーを制すなど、ブラジルに流れを掴ませない。終盤にスパイクミスが重なりブラジルに連続ポイントを与えるも、最後までリードを保った日本が25-20で3セット目を制して勝利を飾った。
初戦を見事なストレート勝利で1勝目をあげた日本。早稲田大学1年でシニアの日本代表選手にも登録されているアウトサイドヒッターの川野琢磨が両チーム最多となる16得点をマークした。
次戦は22日(金)12:00より、U21男子ブルガリア代表との試合が控えている。
■試合結果
日本 3-0 ブラジル
第1セット 25-21
第2セット 25-23
第3セット 25-20