22日(金)に2025男子U21世界選手権大会の2日目が行われ、バレーボールU21男子日本代表は男子ブルガリア代表と対戦した。
出場24チームがプールA~Dに分かれて行われる予選ラウンド。日本はブラジル、ブルガリア、チェコ、コロンビア、キューバと同じプールCに入っている。初戦のブラジル戦に勝利し2勝目を目指す日本は、初戦のキューバ戦を落としまずは予選ラウンド1勝目をあげたいブルガリアと戦った。
第1セット目は序盤、互いに点を取り合う拮抗した展開となる。しかし中盤にブロックポイント、直後のサービスエースで連続ポイントを奪い前に出たのはブルガリア。そこからリードを守ったブルガリアがまずセットを先取する。
続く第2セットは終盤まで大きな点差がつかない一進一退の攻防に。このセットを取りたい日本は20点目以降強さを見せる。サーブ&ブロックでブレイクすると、その後もラリーを制し、最後はサービスエースで25点目を取って日本がセットを取り返す。
振り出しに戻った第3セット目は序盤から日本が優位に試合を進める。攻撃陣がバランス良く得点を決め、中盤以降も徐々に点差を広げて25-18と点差をつけてセットを制し、勝利に王手をかける。
第4セット目、後がないブルガリアのブロックが冴え、日本の攻撃を阻む。最大6点差つけられたところから徐々に追い上げ2点差まで詰め寄るも力及ばずセットを取られ、勝負の行方は最終第5セットへ。
第5セット序盤、先行したのはブルガリア。スパイクミスも重なり5-8と3点差をつけられた日本だったが、そこからサーブでプレッシャーをかけた日本が流れを掴んでラリーを制し、脅威の5連続ポイントで逆転に成功。最後までそのリードを守り切った日本が15-12で勝ち切り、このゲームを制した。
フルセットの末の勝利で大会2勝目をあげた日本。今試合では、早稲田大学に通うアウトサイドヒッターの川野琢磨と小野駿太が共に20点を超える得点を決めた。
次戦は23日(土)18:00より、U21男子キューバ代表との試合が控えている。
■試合結果
日本 3-2 ブルガリア
第1セット 22-25
第2セット 25-20
第3セット 25-18
第4セット 23-25
第5セット 15-12