23日(土)に2025男子U21世界選手権大会の3日目が行われ、バレーボールU21男子日本代表はU21男子キューバ代表と対戦した。
出場24チームがプールA~Dに分かれて行われる予選ラウンド。日本はブラジル、ブルガリア、チェコ、コロンビア、キューバと同じプールCに入っている。初戦のブラジル戦と第2戦のブルガリア戦に勝利し2連勝した日本は、ここまで1勝1敗のキューバと戦った。
第1セット、序盤から両チームのサイドスパイカーが見事なスパイクを決め、拮抗した展開が続く。中盤以降も気の抜けないシーソーゲームが続いたが、18-18の場面からアウトサイドヒッター(OH)川野琢磨がテクニカルなスパイクを連続で決め、日本がブレイク。最後まで僅かなリードを守り切った日本は25-23でセットを先取した。
続く第2セットもお互い一歩も譲らないサイドアウトの続く展開となったが、中盤にキューバ側にミスが出るなどして日本が抜け出す。OH小野駿太のサービスエースや、相手エースのオポジット(OP)をブロックするなど勢いに乗った日本は、25-17でセットを連取した
第3セットは、序盤から効果的なサーブでうまく相手を崩し、日本がリードする。勢いに乗った日本はミドルブロッカー(MB)を多用し相手に的を絞らせず、ブレイクを続ける。一気にリードが広がり、このセットは25-8の大差で日本がセットを取り切ってストレートで勝利した。
見事なストレート勝利で大会3連勝を決めた日本。日本はOHの川野と小野が共に16得点を上げただけではなく、OP山本快が13得点、MB秋本悠月が11得点を上げるなど、相手に的を絞らせなかった。
次戦は、25日(月)18:00よりここまで3連敗中のU21男子コロンビア代表と対戦する。
■試合結果
日本 3-0 キューバ
第1セット 25-23
第2セット 25-17
第3セット 25-8