[写真]=Volleyball World

 25日(月)に2025バレーボール女子世界選手権(世界バレー)の予選ラウンドが行われ、バレーボール女子日本代表が女子ウクライナ代表と対戦した。

 8月22日に開幕した世界バレー。予選ラウンドでプールHに振り分けられた日本は、初戦で女子カメルーン代表と対戦。硬さも見られたが、ストレート勝利を飾っていた。予選ラウンド2戦目の相手はFIVB世界ランキング17位のウクライナ。ウクライナは予選ラウンドの初戦で女子セルビア代表と対戦し、ストレート負けを喫している。

 この試合、日本はアウトサイドヒッター(OH)に石川真佑と佐藤淑乃、秋本美空、ミドルブロッカー(MB)に島村春世と宮部藍梨、セッター(S)に関菜々巳、リベロに福留慧美をスタメンに起用した。

 注目の第1セットは、競った入りとなる。日本は初戦のカメルーン戦と同様、スタートの硬さが拭えず。中盤も膠着状態が続く。連携ミスやコンビミスなどバタつきの見られる日本。ウクライナの一歩リードで終盤に入る。佐藤のネットインサービスエースで22-21と先行し、先にセットポイントを握った日本だが、デュースに持ち込まれる。最後は石川のスパイクがブロックされ、第1セットをウクライナに奪われる。

 続く第2セットの序盤、レセプションの安定しない日本はウクライナにリードを許す。一時は同点に追いついた日本だが、ウクライナのブロックが牙を剥き、一気に9-16までリードを広げられる。流れを変えたい日本は、OH和田由紀子とS中川つかさを2枚替えで投入。リベロも福留に代えて小島満菜美を起用する。反撃のきっかけを掴めないまま入った終盤、日本は石川のサーブから連続得点。徐々に、粘り強いディフェンスや攻めたサーブなど本来のプレーが出始めた日本だが、大きく開いた点差を詰め切れず。第2セットも落とし、後がない状況に追い込まれる。

 勝負の第3セット、日本は和田をスタートから起用。宮部に代えてMB山田二千華も投入する。このセットは拮抗した立ち上がりとなる。島村のショートサーブからブレイクし、リードを奪った日本は16-7まで一気に点差を広げていく。8連続得点で流れを掴んだ日本は、以降もリードをキープ。終盤、点差を縮められたものの日本が第3セットを取る。

 第4セットはウクライナに先行される入りに。互いにバタつきが見られる中、拮抗した展開で中盤に入る。日本はロングラリーを取り切ったウクライナにリードを許す。石川のサーブから19-18と前に出た日本は、その後もブレイク。しかし、23-23で同点に追いつかれると試合はデュースにもつれ込む。しかし、石川のスパイクで得点を重ねた日本は第4セットを取り切る。

 運命の第5セット、序盤は一進一退の攻防となる。中盤も互いに譲らない展開が続く中、日本は佐藤のサーブから連続得点を決める。オーバーネットのチャレンジを成功させ、流れを引き寄せた日本は以降もブレイク。終盤も、ブロックポイントを決めるなど主導権を握り続けた日本。ブロックポイントで第5セットを取り切り、大逆転勝利を決めた。

 初戦の硬さを引きずった日本はウクライナに苦戦を強いられるも、フルセットの激闘を制した。そんな日本は次戦、8月27日(水)19:00よりFIVB世界ランキング8位のセルビアと対戦する。

■試合結果
日本 3-2 ウクライナ
第1セット 25-27
第2セット 20-25
第3セット 25-20
第4セット 26-24
第5セット 15-11

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この記事を書いたのは

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