[写真]=須田康暉

⑥世界トップの鉄人OP宮浦健人

[写真]=須田康暉

 VNLの日本のエースは間違いなく宮浦だった。

 全試合にスタメン出場し、日本の得点王だ。VNLトップスコアラーでも5位にランクインした。

 さらにベストアタッカー(アタック総得点数)でも4位で、TOP5の中ではアタック決定率はトップ(52.06%)だった。間違いなく宮浦のアタック力は世界トップクラスだ。

 宮浦のアタックが決まる理由は、世界トップと言っていいコントロール力に高さとパワーが備わっていることだ。

 宮浦は学生時代から機械と評されるほど精密なコントロール力を持っていたが、ポーランドへの海外挑戦を経てそこに外国人選手のような高さとパワーが加わった。

 ブロックが空いてたら的確に脇を抜き、ブロックが揃っていても弾き飛ばすので完全な対策は不可能と言っていい。

 ではスタミナ不足や好不調の波はどうだろうか。

 宮浦はVNL第2週の最終戦後のインタビューで、「全試合に出場していてコンディションに問題は無いのか?」という質問に対して「全試合疲労を感じることなくやれてる」と返していた。

 まさに鉄人。

 世界バレーでも世界トップOPの1人である宮浦の活躍に期待だ。

⑦常にフルパワー西山大翔

[写真]=須田康暉

 西山は22歳の期待の若手OPだ。

 OPでは宮浦が全試合スタメンだったため、西山にフル出場の機会はなかったが、2枚替えで出場した時は高い決定率を残している。

 2枚替えで起用された4試合のアタック決定率は80%(8/10)で、少ないチャンスで結果を出していることが分かる。

 また西山は自身のプレースタイルについて、ウクライナ戦後のインタビューで「まっすぐ突き進むスタイルで、何も考えずに自分のパワーでアタックもサーブも打っています」と語っていた。

 その言葉の通り、観ていて気持ち良くなるほど腕を振り切っていて、ブロックやレシーバーを弾き飛ばしている。

 VNL第3週でもミスしたらセットを取られるという場面で、消極的にならず思い切りジャンプサーブを叩き込んでいたのが印象的だ。

 またアタックについては、リベロの小川智大が第3週まで戦った外国人OPたちよりも、練習で受けている宮浦と西山の方がいいストレートを打っていると太鼓判を押している。

 世界バレーでも西山の観ていて気持ちの良いフルスイングのスパイクとサーブに注目だ。

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この記事を書いたのは

まつはす

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