[写真]=須田康暉

⑭世界が警戒するサーブレシーブ小川智大

[写真]=須田康暉

 小川は世界トップリベロの1人だ。

 レセプション、ディグ、トス、コーチング全てが世界トップクラス。その中でも特にレセプションに秀でている。

 VNLではベストレシーバーランキング(サーブのAパス返球数)で9位にランクインした。TOP10のほぼ全選手が250本以上サーブを受けている中、小川は全ての試合に出場したにもかかわらず、最も少ない172本しかサーブを受けていない。

 このことから小川が対戦国からサーブ避けるように警戒されてたことと、受け数が少ない中でAパスを連発していたことが分かる。

 実際にベストレシーバーランキングTOP10の中で小川のレセプション返球率はトップの34.88%だ。

 また小川はベストディガーランキングでも3位にランクインした。今季のVNLでは、敵OPのストレートを全く落とさずコートにキープしていた姿が印象的だ。

 世界バレーでも世界から避けられる小川のレセプション精度と、敵OPのストレートを全く落とさないディグに注目だ。

⑮世界が警戒するスパイクレシーブ山本智大

[写真]=須田康暉

 小川と同じく山本も世界トップリベロの1人でレセプション、ディグ、トス、コーチング全てが世界トップクラスだ。

 その中でも山本はディグに優れているリベロだ。今季の山本はアルゼンチン戦の2セットにしか出場していないので、2024年のVNLの数値を参考に解説していく。

 1試合当たりのディグ成功数は山本が10.44本、今年の小川が6.46本となっている。

 昨年の山本は五輪の年でチームのディフェンスシステムが完成していて、今年の小川は新体制でスタメンが代わる中で条件は大きく異なるが、山本が約4本の差をつけている。

 また去年の山本は小川と1試合ごとに交代しながら出場していたのにも限らず、ベストディガーランキング(ディグの成功総本数)では4位についていた。

 TOP3の選手は全試合に出場していたが、ディグ数は山本と約20本しか差はなく、さらに1試合当たりの平均ディグ数で10本を超えていたのは山本のみだった。

 このことから山本は世界的にもトップのスパイクレシーブ技術を持っていることが分かる。世界バレーでも「あいつにスパイクは打つな」敵から恐れられる山本のスパイクレシーブに注目だ。

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この記事を書いたのは

まつはす

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