[写真]=Volleyball World

 27日(水)に2025バレーボール女子世界選手権(世界バレー)の予選ラウンド最終戦が行われ、バレーボール女子日本代表が女子セルビア代表と対戦した。

 8月22日に開幕した世界バレー。予選ラウンドでプールHに振り分けられた日本は、カメルーンとウクライナ相手に2連勝を収め、既に決勝ラウンド進出を決めている。予選最終戦は同じく2連勝中、大会2連覇中の強豪セルビアと予選ラウンド1位通過をかけて戦った。

 日本はアウトサイドヒッター(OH)に石川真佑と佐藤淑乃、和田由紀子を、ミドルブロッカー(MB)に島村春世と宮部藍梨、セッター(S)に関菜々巳、リベロに小島満菜美をスタメンに起用した。

 第1セットはスタートからリードを広げていき8-3と5点差をつけた日本。セルビアも徐々に追い上げて点差を縮めていくが、日本は焦らず良いブロックタッチを取ってサイドとミドルの攻撃陣が着実に得点を重ねていく。中盤も日本のチャレンジが成功、そして関のサーブでセルビアの守備を崩して20-15と先に日本が20点目にのせたが、まさかの6連続ポイントで22-22の同点に追いつかれる。それでもサイドアウトを取って、最後は佐藤のサーブから崩して25点目を取り切り、まず日本が先取する。

 続く第2セットは一進一退の攻防戦となるが、サービスエース、ブロックポイントとブレイクし8-11と前に出たのはセルビア。中盤もセルビアのサーブとブロックに阻まれ、なかなかその背中を掴めなかった日本だったが、4連続ポイントを奪って追い上げ17-17と追いつく。痺れる試合展開となった20点目以降、2枚替えで出場したOH秋本美空も決め切る姿を見せ、24-24のデュースに。互いに点を取り合いシーソーゲームになる中、和田のサービスエースでセットポイントを握ると、最後も和田がスパイクを決め切って接戦を制し、勝利に王手をかける。

 注目の第3セットはセルビアが先行する。日本はサイド中心の組み立てとなり、なかなか2点差を詰められないまま、終盤に入る。しかし、このセットも途中から入った秋本が冷静に決め切り18-19と1点差まで迫る。また守備固めで入った岩澤実育の好レシーブも光り、粘り強くボールを繋ぐ日本だったがあと一歩及ばず、23-25でセットを落とす。

 第4セットは拮抗した入りとなるが、キャプテン石川のサーブでセルビアを翻弄し10-6と4点のリードを得る。島村のブロックポイントも決まり、さらに流れを掴んだ日本は長いラリーも制す。セルビアの反則も重なり、日本が奪ったリードを保ちながら終盤に入る。そしてミドルの攻撃で24点目のマッチポイントを握り、最後はブロックでセルビアの攻撃を阻み、25-18でゲームセット。日本が勝利を飾った。

 強豪のセルビア相手にセットカウント3-1で勝利した女子日本代表は、予選ラウンド3戦全勝でプールHの1位通過で決勝ラウンド進出を決めた。次戦、日本は29日(金)に決勝トーナメント1回戦を開催国のタイと戦う。

■試合結果
日本 3-1 セルビア
第1セット 25-23
第2セット 30-28
第3セット 23-25
第4セット 25-18

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この記事を書いたのは

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