大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のNECレッドロケッツ川崎が、女子日本代表の山田二千華と和田由紀子がチームに合流したことを発表した。クラブ公式Xが伝えている。
山田は愛知県出身、現在24歳のミドルブロッカー。高校卒業後からNEC川崎に入団し、身長184センチの高さのあるブロック、ブロード攻撃、そして多くのエースを生み出すサーブが持ち味の選手で、昨年のリーグ優勝にも貢献した。2020年から日本代表にも選出され、パリ2024オリンピック(パリ五輪)にも主力として出場していた。
和田は京都府出身、現在22歳のアウトサイドヒッター。高校卒業後の2020年から4年間、JTマーヴェラス(9月中旬に大阪マーヴェラス名称変更予定)に所属していたが、今オフにNEC川崎への移籍が決まった。強力なサーブや切り込むスパイクが持ち味で、日本代表としては2023年に初選出され、途中出場で流れを変え勝利に貢献するなどして、パリ五輪にも出場を果たし、着実に経験値を上げている。
NEC川崎は、二人のファンに向けての動画を公式Xで投稿。「SVリーグ女子初代女王を目指し、チームに貢献できるように」とそれぞれコメントをしている。
エースの古賀紗理那が現役を引退したNEC川崎。初代女王の座を掴むには、二人の活躍もカギとなるはずだ。