[写真]=Volleyball World ※7月30日撮影

 3日(水)、有明アリーナで「エムットマッチ2025 Powered by MUFGバレーボール男子世界選手権壮行試合」が行われ、男子日本代表が男子ブルガリア代表と対戦した。

 12日(金)に開幕する2025バレーボール男子世界選手権(世界バレー)に向けブルガリアと男子イタリア代表と壮行試合を4試合行う日本。2日(火)に行われたブルガリアとの初戦では、追加で行われた第4セットも含めセットカウント4-0で日本が勝利していた。

 ブルガリアとの2試合目に臨む日本は、アウトサイドヒッター(OH)に髙橋藍と石川祐希、ミドルブロッカー(MB)に西本圭吾と佐藤駿一郎、セッター(S)に大宅真樹、オポジット(OP)に宮浦健人、リベロ(L)に小川智大をスタメンに起用。OH陣以外を初戦と入れ替えてきた。

 第1セットは、初戦の終盤に途中出場から躍動した大宅や西本が躍動。さらに初戦で5本のサービスエースを決めた宮浦がこの日もサービスエースを決める。さらにキャプテン石川祐希のサービスエースも飛び出し、12-5と大量リードを奪ったところでブルガリアがたまらずタイムアウトを取得する。15-10の場面では、髙橋藍と石川祐希が懸命に拾って得点につなげる場面もあり、完全に日本ムードに。20点台に入ってからはリリーフサーバーで入った甲斐優斗にもエースが生まれ、25-18と大差でセットを奪う。

 佐藤に代えて小野寺太志をスタートから起用した第2セットは、ラリーをブルガリアに制されることが多く4-7とビハインドで最初のタイムアウトを使う。その後は両チーム互角の戦いが続き、点差を縮められないまま17-20と先に20点台に乗せられる日本。S永露元稀とOP西山大翔も投入し流れを変えようと試みるが、あと一歩及ばず日本は23-25でこのセットを落とす。

 壮行試合で初めてセットを落とした日本は、第3セット頭から西本をエバデダン・ラリーに、Lを山本智大に変更する。石川のサーブで連続ブレイクに成功し序盤からリードを広げる日本だったが、その後タイムアウトを早々に使い切ったブルガリアに16-16と追いつかれ、さらに逆転を許してしまう。18-20と先に20点台に乗せられると、そのまま点差を広げられ、日本は21-25で連続でセットを落とす。

 続く第4セット、日本は小野寺を佐藤に、宮浦を西山に、さらにOHを甲斐と大塚達宣に代えてスタート。甲斐を中心に攻撃を組み立て、リードを奪っていく。西山や大塚も高い決定率で得点を重ねていくと、20-13と大量リードで終盤へ。日本は富田将馬も起用し、メンバー全員を起用することに。最後は相手のサーブミスで25-17でセットを奪う。

 フルセットの戦いとなった壮行試合2戦目。第4セットと同じメンバーを並べた日本は、このセットも甲斐と西山が止まらず、6-1と序盤から大量リードを奪う。そこからブルガリアの反撃に遭うものの、15-10でセットを奪い、見事な逆転勝利を飾った。

 ブルガリアとの壮行試合を2連勝で終えた日本。続くイタリア戦は場所を移し、LaLa arena TOKYO-BAYにて6日(土)と7日(日)に行われる。

■試合結果
日本 3-2 ブルガリア
第1セット 25-18
第2セット 23-25
第3セット 21-25
第4セット 25-17
第5セット 15-10

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この記事を書いたのは

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