3日に行われた2025バレーボール女子世界選手権(世界バレー)の準々決勝で、バレーボール女子日本代表は女子オランダ代表に勝利。アウトサイドヒッターの和田由紀子がU-NEXTのインタビューで試合を振り返った。
ラウンド16でタイ相手にストレート勝利した女子日本代表の相手は、大会2連覇を果たしていた女子セルビア代表相手にフルセットの戦いを制して勝ち上がった女子オランダ代表。両者が激突した準々決勝では、セットを取られは取り返す、まさに互角のフルセットの試合となった。
そんな激闘を制したのは女子日本代表。15年ぶりのベスト4を決めた白熱の試合後、和田は「どんな時も本当にチーム全員で楽しんで、勝ちにこだわって常に強くなることにフォーカスしてできた試合だったかなと思います」と負けたら終わりの準々決勝での勝因を振り返った。
和田は今試合で両チーム最多となる27得点をマーク。どんな思いで打っていたのか問われると、「苦しい場面で自分が1点を取り切って流れを変えたいなと思ってましたし、そのために自分ができるアプローチが何なのかを考えて打つことができました」と答えた。
また、サーブも好調だった和田は試合を通してサービスエース4本を決めた。そのサーブについては、「スタートはミスが多いこともあるんですが、その中で修正しながら勝負どころではエースを狙えるように次の試合もしていきたいなと思いますし、サーブで日本の流れを持ってこれるようにしたいなと思います」と自身のサーブで、次戦も流れを呼び込みたいと話した。
次戦の準決勝については、「前回の大会でメダルに届かなかったこともあるので、次の試合しっかり勝ち切ってまた自分たちの新しい力にできるような試合にしたいなと思います」と目標のメダル獲得に向けて意気込んだ。
その準決勝、女子日本代表は9月6日(土)にアメリカvsトルコの勝者と戦うことになる。