3日(水)、有明アリーナで「エムットマッチ2025 Powered by MUFGバレーボール男子世界選手権壮行試合」が行われ、男子日本代表は男子ブルガリア代表にセットカウント3-2(25-18、23-25、21-25、25-17、15-10)で勝利した。
世界選手権前に4試合の壮行試合を行う日本。2日(火)のブルガリアとの初戦に勝利していた日本は、2セット目以降調子を落としたものの、4セット目からは途中出場組の躍動もあり逆転勝利。ブルガリアとの試合を2連勝で終えた。
第4セット以降はセットのスタートから起用され、甲斐優斗らとともに逆転勝利の口火を切ったオポジットの西山大翔。特にブロックアウトでの得点を重ねていたが、「3枚ブロックがついた時は、結構いつもやったら自分が真下に打ってブロック、シャットされてるのを思い出して、長いコースに絶対打つのは意識して打てたとは思う。そういう部分で、今回高いブロックに対しての打ち方はすごくいい打ち方ができたのかなと思います」と振り返った。
ネーションズリーグ2025では思うように結果が出ない場面もあった西山。ブルガリア戦では2試合とも凄まじい活躍だったが「これまでのネーションズリーグ、ブルガリアランドで、自分の至らなさというかできてない部分はすごく出てきて、そこから自分の反省点とかを詰めていったので、そういう部分で今回結果が出たのは自分の中でもすごくいいことですし、まだまだ詰めていける部分もあると思うので、その部分はもうちょっと詰めていきたい」と、完全に満足することはなかったものの、プレーに手応えも感じているようだ。
日本は6日(土)と7日(日)に男子イタリア代表との壮行試合に臨み、いよいよ世界選手権本番へと向かう。宮浦健人の存在もあり出場時間は長くないものの、西山に出場機会があれば再び結果を出してくれるだろう。