6日(土)に2025バレーボール女子世界選手権(世界バレー)の準決勝が行われ、女子イタリア代表と女子ブラジル代表が対戦した。
ネーションズリーグ2025決勝と同じカードとなったこの試合だが、第1セットにイタリアにアクシデント。セッターのアレッシア・オッロが足を痛めベンチに下がると、まずはブラジルが22-25でセットを先取する。
しかしオッロが戻ってきた第2セットは、第1セットに続き接戦となるも今度はイタリアが25-22で取り返す。
そして続く第3セットはイタリアリードで終盤を迎えるも、ブラジルが土壇場で追いつくとデュースへ。28-30でセットを奪い、公式戦34連勝中のイタリアを追いつめる。
だがイタリアも女王の意地を見せて第4セットを25-22で奪い返し、勝負は最終フルセットへと突入する。
運命の第5セットもサイドアウトの応酬が続き、中々点差がつかない展開。最後までどちらが勝ってもおかしくない互角の展開となるが、最後はこの試合不調だったエースのパオラ・エゴヌが決め、15-13でイタリアがセットを奪って勝利した。
大激戦を制したイタリアは7日(日)21時半から行われる決勝で女子トルコ代表と対戦することに。一方敗れたブラジルは17時半から女子日本代表との3位決定戦に臨む。
■試合結果
イタリア 3-2 ブラジル
第1セット 22-25
第2セット 25-22
第3セット 28-30
第4セット 25-22
第5セット 15-13