[写真]=Volleyball World

 7日(日)に2025バレーボール女子世界選手権(世界バレー)の3位決定戦が行われ、バレーボール女子日本代表が女子ブラジル代表と対戦した。

 15年ぶりのメダルを目指す日本は、予選ラウンドをプール首位で通過。ラウンド16の女子タイ代表戦と準々決勝の女子オランダ代表戦に勝利したものの、準決勝で女子トルコ代表に敗れ、3位決定戦へと回った。

 3位決定戦の相手はブラジル。2024年のネーションズリーグ(VNL)とパリオリンピック、そしてVNL2025でも対戦している因縁の相手だ。

 メダル獲得に向けて日本は、アウトサイドヒッターに石川真佑、佐藤淑乃、和田由紀子、ミドルブロッカーに島村春世と宮部藍梨、セッターに関菜々巳、リベロに福留慧美をスタメンに起用。リベロを小島満菜美から福留との併用体制に変更してきた。

 第1セット、序盤からブラジルのブロックに圧力をかけられる日本はジリジリとリードを広げられていく苦しい展開になり、7-17と10点差をつけられてしまう。選手交代で流れを変えようとする日本だが、ブラジルのディフェンスを全く崩せず、12-25と大差でセットを落とす。

 続く第2セットもブラジルに押されリードを許す日本。11-17とされるがセッターの中川つかさを起用した場面では4連続得点も生まれる。それでもブラジルのブロックに苦戦し逆に4連続失点も許し、このセットも17-25で落とす。

 後がなくなった日本だが、セッターの中川とミドルブロッカーの山田二千華を起用した第3セットは5連続得点と良いスタートを切る。12-9と少し点差を詰められることもあったが、20-14と先に20点台に乗せると、25-19でセットを取り返す。

 さらに反撃したい日本は第4セットも第3セットと同じメンバーで臨むが、逆に0-5と第3セットとは真逆のスタートに。何とか立て直した日本は、中川のサービスエースなども生まれついに11-11と同点に追いつく。そこからは両者譲らず互角の戦いを繰り広げるが、20-19としたところで佐藤が連続サービスエースを奪い日本が一歩前に出る。24-23の場面でブラジルのオーバーネットがありセット終了かと思われたが、ブラジルのチャレンジが成功し、デュースへと突入する。どちらが勝ってもおかしくない展開だったが、佐藤が決め切り日本がセットを奪い試合はフルセットへと突入する。

 運命の第5セット、出だしこそブラジルペースとなったものの食らいつく日本。山田のブロックポイントで10-9と先に日本が二桁得点に乗せたところでブラジルがタイムアウトを取り、追いつめたかと思われたがそこからブラジルが意地の反撃。デュースの末に日本は土壇場で逆転を許し、白星を掴むことはできなかった。

 15年ぶりのメダル獲得まであと一歩だった日本だが、惜しくも敗れ4位で大会を終えることに。一方のブラジルは準優勝だった前回大会に続き2大会連続のメダル獲得となった。

■試合結果
日本 2-3 ブラジル
第1セット 12-25
第2セット 17-25
第3セット 25-19
第4セット 29-27
第5セット 16-18

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この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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