7日(日)に2025バレーボール女子世界選手権(世界バレー)の決勝が行われ、女子トルコ代表と女子イタリア代表が対戦した。
準優勝で女子日本代表を破ったFIVB世界ランキング3位のトルコと、2024年のネーションズリーグ(VNL)、パリオリンピック、そしてVNL2025女王のFIVB世界ランキング1位イタリアの対決となった決勝は、第1セットから手に汗握る展開となるが、23-25でイタリアがセットを先取することに成功する。
しかし第2セットは一転してトルコが圧倒。公式戦35連勝中の女王イタリアが何もできず25-13という大差をつけてトルコが追いつく。
続く第3セットは第1セットのような接戦となり、終盤には両チームのサービスエースが生まれる互角の戦いとなるが、勝負強さを見せたイタリアが24-26でセットを奪い切り、優勝に王手をかける。
それでもエースのメリッサ・バルガスやベテランミドルブロッカーのエダ・エルデムの活躍が光るトルコ。第4セットを25-19で取り返し、勝負は最終第5セットへともつれ込む。
その第5セット、女王イタリアのブロックがトルコに牙を剥く。怒涛の連続ブロックで一気にリードを奪うと、そのまま8-15でセットを取り切り、イタリアがセットカウント2-3で勝利した。
イタリアはVNL2025に続いての優勝で、公式戦の連勝を36まで伸ばした。一方のトルコは初優勝はならなかったものの、世界バレーで初めてのメダルを獲得した。
■試合結果
トルコ 2-3 イタリア
第1セット 23-25
第2セット 25-13
第3セット 24-26
第4セット 25-19
第5セット 8-15