スポーツブランド「SQUADRA(スクアドラ)」を運営する株式会社アクラムは8日(月)、事業拡張の一環として、奈良県大和高田市に新たな物流拠点 「スクアドラ パブリックイノベーションセンター KAIQUA(カイカ)」 を建設することを発表した。
公益財団法人日本バレーボール協会の公認推薦用具にも指定されているスクアドラ。大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の東京グレートベアーズのユニフォームなども手掛けている。
カイカは2026年2月より全面稼働の開始を予定しており、物流・マーキング加工・営業・展示・イベントやセミナーを一体化した、スポーツメーカーとしては初の 「物流 × 加工 × 体験」型イノベーション拠点となっている。
新拠点の特徴としては、物流機能とマーキング加工の一体運用受注生産型の昇華プリントユニフォームに加え2024年より開始した在庫販売モデル 「SQUADRA STANDARD STOCK」 に対応している点や、単なる展示にとどまらず、チームウェア検討の場やユーザー同士が交流できる 「たまり場」 として活用していくショールーム、既存工場にオーダーメイドユニフォーム製造設備を増強したことなどを挙げている。
また、この施設はブランドフィロソフィーである 「EMOTIONAL ENERGY ~情動をエネルギーに~」 を体現する場として開設されたことも説明。スクアドラの新たな取り組みに注目だ。