10日(水)、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のアランマーレ山形は、2026-27シーズンより本拠地を秋田県へと移転することをクラブ公式サイトで発表した。
A山形は2015年に創設された山形県酒田市を活動拠点とするチーム。2023-24シーズンよりV.LEAGUE DIVISION1(現・SV.LEAGUE)に参戦しており、2024-25シーズンは14チーム中13位でリーグを終えていた。
SVリーグでは、リーグに参入するにあたってライセンスの交付を行っており、交付の要件の一つとしてホームアリーナの入場可能数が3,000人以上であることが定められている。ただし、この数字は2029-30シーズンまでの経過措置となっており、2030-31シーズン以降は5,000人へと引き上げられることになっている。
A山形が今シーズンホームアリーナとして使用する山形県総合運動公園総合体育館の収容人数は3,000人を超えるものの、5,000人までは届いていなかった。
そこでA山形はSVライセンス維持および新たなライセンス基準への対応を目的として、2026-27シーズンから活動拠点を山形県から秋田県へ移転する申請を公益社団法人SVリーグに行い、10日の理事会にて承認されたという。
秋田県秋田市・潟上市をホームタウンとして活動をするというA山形だが、A山形と同じく株式会社プレステージ・インターナショナルが運営するバスケットボールチーム「アランマーレ秋田」も秋田市を活動拠点としている。
また、酒田市をマザータウンとし、今後も公式戦の開催やジュニアチーム運営などを継続していく意向を示している。