一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ(JVL)は10日(水)、V.LEAGUE MEN(Vリーグ男子)の近畿クラブスフィーダと埼玉アザレアに制裁を科したことを発表した。

 近畿は、クラブVライセンス交付規則第19条に関して、「ホームゲーム数の60%以上(5節以上)をホームアリーナで開催することに対する未充足」が違反行為として確認された。この違反行為に対して、始末書の提出が求められることとなった。

 一方の埼玉は、「ホームゲーム数の60%以上(5節以上)をホームアリーナで開催することに対する未充足」に加え、クラブVライセンス交付規則第5条と第11条に関して、「2025年3月以降の複数のライセンス関連資料における提出遅延・資料不備の発生」が違反行為として認められた。こちらに対しては、始末書および人員体制・組織運営体制の改善計画書の提出が必要とされる。

 埼玉については、2026-27シーズン以降のライセンス申請において提出遅延があった場合はライセンス不交付となるとしたほか、2026-27シーズン以降のライセンス申請ではリーグ指定様式以外の書類の提出は受け付けないことも発表した。

 2025-26シーズンの開幕を前に発表された今回の制裁決定。クラブを立て直し、再び来季からVリーグの舞台で戦う準備が整うことが願われる。

この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

国内外の最新ニュースや注目選手の特集、バレーボールをより楽しめるバレーボール情報・ニュースサイト『VOLLEYBALLKING(バレーボールキング)』編集部です!

VOLLEYBALL KING 編集部 の記事をもっと見る