13日(土)に2025バレーボール男子世界選手権(世界バレー)の予選ラウンドが行われ、バレーボール男子日本代表が男子トルコ代表と対戦した。
遂に開幕した世界バレー。予選ラウンドでプールGに振り分けられた日本は、初戦でFIVB世界ランキング16位のトルコと対戦した。
この試合、日本はアウトサイドヒッター(OH)に髙橋藍と石川祐希、ミドルブロッカー(MB)に小野寺太志とエバデダン・ラリー、セッター(S)に大宅真樹、オポジット(OP)に宮浦健人、リベロに山本智大をスタメンに起用した。
注目の第1セットは、互いに点を取り合う立ち上がりとなる。ブロックポイントや宮浦のサービスエースでブレイクに成功した日本だが、流れを掴み切れないまま中盤へ。日本は、相手のOHエフェ・マンドゥラジュの強力なサーブに苦しみ、10-12とリードを奪われる。勢い付いたトルコは終盤にかけて、点差を広げる。相手の強力なブロック&ディフェンスに対し、なかなか攻撃を決め切れない日本は、その後も開いた点差を縮められず。19-25で第1セットを落とす。
続く第2セットも序盤、サーブで攻め切れない日本はトルコに先行される。ディフェンスで粘りの出始めた日本は、10-9で前に出る。しかし中盤、相手の高いブロックが日本に襲い掛かり、12-15と再びリードを許す。日本は、このセットも相手の強力なサーブに苦戦。徐々に点差を広げられる。終盤、リリーフサーバーで入ったOH甲斐優斗のサーブからブレイクした日本は、その差を1点まで縮める。20点以降、拮抗した展開の中で粘った日本だが、第2セットも相手に奪われる。
2セットダウンで後がない日本は第3セット、スタートから小野寺に代えてMB西本圭吾を投入する。開始早々、日本に2連続ブロックポイントが生まれる。以降は一進一退の攻防が続く。その後、相手にブレイクを許した日本は流れを変えるべく、OP西山大翔とS永露元稀を2枚替えで起用する。しかし、このセットもやはり相手のサーブが日本に襲い掛かる。反撃のきっかけを掴めず、リードを広げられた日本は第3セットも落とし、ストレートで敗戦した。
強力なオフェンスとブロック&ディフェンスを発揮したトルコに対し、本来のバレーを展開できなかった日本は、世界バレーの初戦でストレート負けを喫した。日本は次戦、9月15日(月)15:00よりFIVB世界ランキング11位の男子カナダ代表と対戦する。
■試合結果
日本 0-3 トルコ
第1セット 19-25
第2セット 23-25
第3セット 19-25