28日(日)に2025バレーボール男子世界選手権(世界バレー)の決勝が行われ、イタリア代表とブルガリア代表が対戦した。
大会連覇を目指すイタリアと初優勝を目指すブルガリア。大会前に行われた壮行試合で男子日本代表が対戦した2カ国同士の対決となった。
試合はスタートから安定した戦いを見せるイタリアが25-21でセットを先取する。
続く第2セットはイタリアのサーブがさらに鋭さを増し、25-17と大差でセットを奪い優勝に王手をかける。
それでも第3セットはシメオン・ニコロフのサーブとアレクサンダル・ニコロフの好プレーをきっかけに勢いに乗ったブルガリアが大きなリードを奪い、一矢報いることに成功する。
だがセットを取られても焦らないイタリア。第4セットはマッティア・ボットロのサーブで一気に突き放すと、リードを奪われたブルガリアのミスも増え、大差で試合が決まった。
これでイタリアは2022年の前回大会に続き2連覇。さらに女子とともに男女優勝の偉業を達成した。一方のブルガリアはニコロフ兄弟の活躍も光ったが、金メダルには手が届かなかった。
■試合結果
イタリア 3-1 ブルガリア
第1セット 25-21
第2セット 25-17
第3セット 17-25
第4セット 25-10