1日(水)、第79回国民スポーツ大会(わたSHIGA輝く国スポ)にて開催されているバレーボール競技が最終日を迎えた。
わたSHIGA輝く国スポのバレーボール競技は9月28日(日)~10月1日(水)の4日間で開催され、男女それぞれが少年の部と成年の部に分かれて試合を行う。大会4日目で最終日となる1日、それぞれの部の男女の3位決定戦と決勝戦が行われた。
少年女子の部の決勝では、共に選抜チームで挑んだ静岡県と岡山県が対戦。試合を通して岡山県が強さを見せ、ストレートで静岡県を下して優勝を果たした。昨年大会は就実高校の単独で挑み、優勝していた岡山県。今大会では選抜チームでの出場で見事に優勝を飾り、大会2連覇を果たした。
そして3・4位決定戦では、共に単独チームで出場した宮城県(古川学園高校)と大分県(東九州龍谷高校)が激突。1セット目を大差で大分県が先取するも、2セット目の30点台にまで及ぶデュースを宮城県が奪取。流れが宮城県にいくかと思われたが、立て直した大分県が3、4セット目を連取し、セットカウント1-3で勝利し3位の座に輝いた。
一方の成年女子の部の決勝はSV.LEAGUE(SVリーグ)所属チーム同士の対決に。滋賀県代表の東レアローズ滋賀と、岡山県代表の岡山シーガルズが戦った。今大会の開催地である滋賀県は優勝を狙いたかったが、岡山県が試合を通して圧倒。3セットすべてにおいて滋賀県の得点を20点台に乗せさせることなく、圧巻のストレート勝利で10年ぶりの優勝を果たした。
3・4位決定戦では、V.LEAGUE(Vリーグ)所属のJAぎふリオレーナ(岐阜県代表)とSVリーグ所属の埼玉上尾メディックス(埼玉県代表)が対戦。セットを取っては取り返される展開でタイブレークに突入した激戦を制したのは埼玉県。最終セットもデュースにもつれるという大激闘を制した。
女子の部の最終順位は以下の通り。
■第79回国民スポーツ大会 少年女子 最終順位
優勝:岡山県
準優勝:静岡県
3位:大分県
4位:宮城県
5位:東京都、大阪府
7位:神奈川県、兵庫県
■第79回国民スポーツ大会 成年女子 最終順位
優勝:岡山県
準優勝:滋賀県
3位:埼玉県
4位:岐阜県
5位:鹿児島県、富山県
7位:宮城県、北海道