[写真]=須田康暉 ※写真は2025年7月9日撮影

 5日(日)にドイツでスーパーカップが行われ、アウトサイドヒッターの秋本美空が所属するドレスナーSCはシュヴェリーンSCと対戦した。

 女子日本代表の秋本は8月、日本のヴィクトリーナ姫路からドイツのドレスナーSCへレンタル移籍することが発表されていた。移籍先となるドレスナーSCはブンデスリーガ(ドイツ1部)女子に在籍しており、これまで国内リーグ戦で6回、ドイツカップで7回の優勝を誇る強豪だ。

 今大会では、昨シーズンのドイツカップ覇者であるドレスナーSCと、国内リーグ戦で優勝を果たしたシュヴェリーンSCの対決が繰り広げられることに。

 幸先よく第1セットを奪取したのはドレスナーSC。その後、30点を超えるデュースの末に第2セットを落とすも、立て直したドレスナーSCは第3、第4セットを取り切り、セットカウント3-1で勝利。今シーズン初のタイトルを獲得し、スーパーカップでは2021年以来2度目の優勝を飾った。

 移籍後初の試合で早くも先発起用された秋本は、オフェンスでチームに貢献。試合を締めくくったスパイクや、サービスエース1本を含む19得点の活躍でMVPに輝いた。