セッターとして試合を作った岩崎こよみ[写真]=Volleyball World

 大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)の埼玉上尾メディックスに主力選手や新加入選手が一気に合流している。9日にクラブ公式Xが伝えている。

 クラブに合流したのは、女子日本代表の岩崎こよみ、山岸あかね、セルビア代表のロゾ・サラ、そして新加入のニカ・マルコヴィッチの4人だ。

 セッターの岩崎は、2014年に上尾メディックス(現・埼玉上尾メディックス)に入団。2021年の第一子の出産を経て競技へ復帰を果たすと、2023年には日本代表に再選出され、パリ2024オリンピック(パリ五輪)でも女子日本代表の正セッターとして試合で巧みなトスワークをみせていた。

 リベロの山岸は2013年に上尾メディックスの内定選手として入団。2020―21シーズンからはキャプテンとしてチームをけん引し続けている。2018年に日本代表メンバーとなり、パリ五輪にはリザーブメンバーとして女子日本代表に帯同していた。

 また、2021ー22シーズンに埼玉上尾へ入団したセルビア代表のロゾ・サラは186cmのアウトサイドヒッター。こちらもパリ五輪に出場していた。

 新加入となったスロベニア出身のニカ・マルコヴィッチは身長185cmのアウトサイドヒッター。母国スロベニア、アメリカ、フランス、ルーマニアのリーグを経て今季埼玉上尾に入団した。

 今季のSVリーグ開幕戦では昨年女王のNECレッドロケッツ川崎と戦う埼玉上尾。ここからの約1ヵ月間でどこまでチーム力を高められるだろうか。