大同生命SV.LEAGUE WOMENの第2節GAME2が19日(日)に行われ、ヤマト市民体育館にて群馬グリーンウイングスとNECレッドロケッツ川崎が対戦した。
18日(土)に行われたGAME1では、開幕2連勝をあげていたNEC川崎が前節の勢いそのまま群馬をストレートで下す結果となっていた。一方の群馬は、開幕節をクインシーズ刈谷と戦い1勝1敗でこの第2節へと臨んでいる。
ホームの群馬はアウトサイドヒッター(OH)にオリビア・ロジャンスキとタントウイー・ジャンティ、ミドルブロッカー(MB)に道下ひなのとナシャ・ディミトロヴァディミトロヴァと佐藤莉子、セッター(S)に山下遥香、オポジット(OP)に仁井田桃子、リベロ(L)に工藤真帆をスタメンに起用。
対するNEC川崎は、セッター(S)に中川つかさ、アウトサイドヒッター(OH)に佐藤淑乃とジョバンナ・ミラナ・ デイ、ミドルブロッカー(MB)には山田二千華と甲萌香、オポジット(OP)にシルビア・チネロ・ヌワカロール、リベロ(L)には大工園彩夏を起用した。
佐藤のサーブから始まった第1セット、3-0とNEC川崎が連続得点で前に出た。その流れのままブロックポイントと相手のミスで得点を重ねるも、群馬は山下がサーブに回った場面でブレイクに成功し1点差まで点差を縮め、11-11で同点に追いつく。終盤にかけてNEC川崎が4連続得点で18-15とリードするも、群馬も19-19ですぐに同点とする。最後まで点を取り合う展開となったが、最後はNEC川崎のブロックポイントが決まり25-22でNEC川崎が第1セットを先取した。
第2セットもNEC川崎がリードを奪う入りとなった。追いかける群馬は仁井田やロジャンスキを中心に攻撃を展開すると、山下の3連続サービスエースで9-9と同点に追いついた。それでもNEC川崎はブロックで相手の攻撃を阻み、6連続得点で相手を突き放す。チャレンジの確認によってやや時間が空いたものの、NEC川崎はリズムを崩さず得点し25-15と大幅にリードしてこのセットも取り切った。
第3セットもNEC川崎が先に前に出る立ち上がりとなる。勝つためにはこのセットを取り切るしかない群馬は、第3セットスタートからコートに立つ髙相みな実、塩崎葵葉の活躍もあり中盤16-16の場面でその背中を捕らえる。20点台に乗せたあとも互いに譲らず拮抗した戦いとなるが、最後は髙相のスパイクをブロックで阻んだNEC川崎が25点目を奪い、この試合に勝利した。
最終セットで粘りを見せた群馬だったが、その猛攻を振り切りNEC川崎が勝利し今シーズンの4勝目をあげた。今節ホームでの勝利とならなかった群馬は25日(土)13:05よりPFUブルーキャッツ石川かほくと、一方のNEC川崎は24日(金)18:35より大阪マーヴェラスとの対戦を予定している。
■試合結果
群馬 0-3 NEC川崎
第1セット 22-25
第2セット 15-25
第3セット 23-25




