27日(月)にセリエA2男子の第2節が行われ、男子日本代表でセッターの山本龍が所属するターラントが、ホームでソレントと対戦した。
開幕戦はストレートで敗戦し、悔しい黒星発進としていたターラント。山本は前節に続いてスタメン起用された。第1セットは終盤まで拮抗した試合展開となり、互いに譲らずデュースに突入。1セット目から長引くかと思われたが、25-24とターラントがセットポイントを握った場面、山本のサーブからラリーに持ち込んだターラントが最後は相手をブロックし26-24で先取する。
続く第2セット、序盤から山本のサーブターンで4連続ポイントを奪ったターラントが12-5と大きくリードすると、中盤にかけても試合を優位に運ぶ。さらに終盤、21-16の場面で好調なサーブで攻めた山本が2連続のサービスエースを決める。直後のブロックポイントでターラントが24点目を取ると、最後も山本がサービスエースを決め、25-16でセットを制し勝利に王手をかける。
注目の第3セット、序盤は相手にリードを奪われるが追い上げを見せたターラントが終盤に逆転に成功。20点目以降の大事な場面で強さを見せ、2度のブロックで相手の攻撃を阻みブレイクしたターラントがこのセットも制し、25-21でゲームセット。ストレートで勝利を飾った。
山本は今試合ですべてのセットにスタートから出場。各スパイカー陣へバランスの良いトスワークを見せ、さらにサーブでもブレイクに貢献。2セット目ではサービスエース3本を決め、チームのシーズン初勝利に貢献した。
次戦の第3節は11月3日(月)2:00より、アウェーでラヴェンナと対戦する。
■試合結果
ターラント 3-0 ソレント
第1セット 26-24
第2セット 25-16
第3セット 25-21




