[写真]=Lega Pallavolo

 10月31日(金)にセリエA男子の第3節が行われ、日本代表のアウトサイドヒッター(OH)大塚達宣が所属するミラノはアウェーでヴェローナと対戦した。

 開幕戦でフルセット勝利を飾ったミラノだが、続く第2節のピアチェンツァ戦ではセットカウント1-3で敗戦。一方、この試合の対戦相手であるヴェローナはここまで2連勝を収めていた。

 注目の第1セット、これまでの2試合同様に大塚はスタートからコートに立った。序盤は、ミラノがベルギー代表のオポジットであるフェレ・レガースのサービスエースからブレイクし、前に出る。その後もミラノは、連続のブロックポイントで12-7まで点差を広げる。しかし中盤、徐々に点差を縮めるヴェローナが17-17で同点とする。以降は拮抗した展開になるが、アメリカ代表のセッターであるマイカ・クリステンソンのブロックポイントで、20-21とリードを奪われたミラノは、流れを引き戻せず。最後は大塚のスパイクが相手のOHフランチェスコ・サニのブロックに捕まり、ミラノは第1セットを落とす。

 続く第2セットは競った入りとなった。中盤、ブロックポイントで一歩前に出たミラノは終盤までそのリードを保つ。しかし、このセットも20点以降にヴェローナがサービスエースやブロックで流れを握ると、勢いそのままセットを奪取。ミラノは2セットダウンで後がなくなる。

 第3セットは序盤からヴェローナが先行する。中盤にかけて点差を広げられたミラノは以降も点差を縮められず。最後はクリステンソンのブロックポイントが決まり、第3セットを制したヴェローナがストレート勝利を収めた。

 スタメン出場を果たした大塚だが、アタック効果率は16.67%と伸び悩み、5得点に留まった。ミラノも連敗を喫する悔しい結果となった。次戦、ミラノは11月3日(月)3:30よりモンツァとホームで対戦する。

■試合結果
ミラノ 0-3 ヴェローナ
第1セット 22-25
第2セット 22-25
第3セット 20-25