[写真]=Lega Pallavolo

 3日(月)にセリエA第4節が行われ、男子日本代表キャプテンでアウトサイドヒッター(OH)の石川祐希が所属するペルージャはモデナと対戦した。

 開幕3連勝中のペルージャが3位につけているモデナと戦うことになったこの一戦。石川は前節に続いてスタメン出場となった。

 石川のポイントから始まった第1セットは、終盤まで点差のつかない展開となった。互いに20点台へと乗せたセット終盤、カミル・セメニウクがサーブに回った場面で、サービスエースを含む連続ブレイクに成功し前に出ると、最後は石川がブロックアウトを取り、25-20で第1セットを先取した。

 第2セット、序盤はリードを保っていたペルージャだったが、中盤にかけて追いつき逆転に成功したモデナが先に20点台へと乗せた。最後までその点差を保って試合を進めたモデナは、ルカ・ポッロのスパイクで25点目を取ると、25-18でこのセットを奪い返した。

 切り替えて臨んだ第3セットは、終始ペルージャが優位に試合を進めた。20点台に乗せたあとモデナも粘りを見せたものの、最初に許した点差を縮めることができず、このセットは25-20でペルージャが奪い、勝利まであと1セットとした。

 ペルージャが自分たちのリズムで試合を進める形となった第4セット、石川はセット途中でコートをあとにした。あとがないモデナは粘り強いディフェンスから攻撃につなげるも点差は縮まらず。オレフ・プロトニツキーのスパイクで20点目を奪ったペルージャは、モデナのサーブミスで25点目を取りこのセットを25-20で奪うと、セットカウント3-1でこの試合に勝利した。

 スターティングメンバーとしてコートに立った石川は、サーブポイント1点、ブロックポイント1点を含む9得点で勝利に貢献した。

 次戦の第5節では11月9日(日)4:30よりピアチェンツァと対戦する。
 

⬛︎試合結果
モデナ 1-3 ペルージャ
第1セット 20-25
第2セット 25-18
第3セット 20-25
第4セット 20-25