男子イラン代表のサベル・カゼミ(26)が死去した。イランバレーボール連盟(IVF)が伝えている。
2025年からカタールのアル・ラーヤンに所属していたカゼミ。2018年にイラン代表デビューを果たすと、2021年のアジア選手権での金メダル獲得に貢献。決勝の男子日本代表戦でも活躍を見せ、大会MVPに選ばれていた。
しかし、10月に自宅のプールで近くで意識不明の重体で発見されると、入院後に脳死と判定。カタールのドーハからイランのテヘランに移送され延命治療が行われていたが、5日(水)の朝に息を引き取ったという。なお、カゼミはプールで感電し脳に損傷を負ったとも報じられていた。
IVFは「イランバレーボール界の若き左利きのスター、サベル・カゼミが本日朝、26歳で逝去しました。この訃報はイランバレーボール界全体に深い悲しみと哀悼の意をもたらしました」と追悼の意を表明している。




