[写真]=Volleyball World

 19日、フランスのポワティエがフランス代表アウトサイドヒッターのイアルバン・ヌガペト(33)の加入を発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 ヌガペトは東京オリンピック(五輪)、パリ五輪とフランスの連覇に貢献し、自らも2大会連続でMVPを受賞した世界トップの選手。クラブキャリアでは様々な国のクラブチームを転々とし、昨シーズンはトルコリーグでプレーをすると、2024年9月にはインドネシアのジャカルタ・バヤンカラ・プレシシに短期加入し、アジア男子バレーボールクラブ選手権に出場。優勝は逃したもののチームの銅メダル獲得に貢献していた。

 アジアクラブ選手権が終わり、今後の動向が注目されていた中、地元フランスのクラブチームへの移籍が発表された。ヌガペトが地元フランスでプレーをするのは、2008年から2011年まで在籍していたトゥール以来、実に13年ぶりとなる。背番号は「86」を着用する。

 ポワティエは「これは夢ではない…ヌガペトはSPVBのユニフォームをまとった15人目の選手となる」とヌガペト加入の喜びを示している。

 なお、フランス『L’Union』によると、契約は1年契約とのこと。さらに、年内で退団可能なオプションも含まれているとのこと。

 13年ぶりに母国でプレーをするヌガペトに、フランスバレーボール界は今シーズンさらに活気づくことになるだろう。

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VOLLEYBALL KING 編集部

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