10日(月)にセリエA2男子の第4節が行われ、男子日本代表でセッターの山本龍が所属するターラントが、ホームでポルデノーネと対戦した。
第4節でもこれまでの試合に続き、山本はスタメン出場を果たす。第1セット、サイドアウトを奪い合う序盤となったが8-10とリードを許し、そこから徐々に点差を広げられていく。しかし粘りをみせるターラントは、2本の連続サービスエースを決めて19-19と追い上げる。終盤は再び拮抗した展開をみせるも、最後はターラントの攻撃がブロックされ、23-25でセットを落とした。
第2セット、好調な出だしをみせたターラントが5-3とリードするが、勢いを取り戻したポルデノーネに逆転を許す。何とか点差を縮めたいターラント、山本のサービスエースが決まり流れを掴みかけるも、ブレイクとはならず点差は思うように縮まらない。しかし山本のサイドを中心とした攻撃で徐々に追い上げ19-19と同点に。何とかこのセットを奪いたいターラントだったが、相手のセットポイントで回ってきた山本のサーブがミスとなり、23-25でターラントは2セット目も落とした。
後がない第3セット、山本のサーブから始まり相手を崩すも、流れに乗れないターラント。第1、第2セットとは変わり、序盤から離される展開となった。相手ブロックに捕まる場面が増え11-20と点差が開いていく。相手のペースにのみこまれ、点が思うように得られないターラントはポルデノーネにそのまま押される形で15-25で3セット目を落とし、セットカウント0-3とストレートで敗戦した。
今試合、第1、第2セットでは終盤に追い上げを見せたがセットを取り切ることができず、2戦続いてストレート負けを喫してしまったターラント。これで1勝3敗とし、現時点で14チーム中の13位としている。アウェイとなる次戦は、17日(月)2:00からブレシアと対戦する。
■試合結果
ターラント 0-3 ポルデノーネ
第1セット 23-25
第2セット 23-25
第3セット 15-25




