2025女子U16アジア選手権大会が、2025年11月1日(土)から11月8日(土)の日程でヨルダンのアンマンにて開催された。
女子日本代表は予選ラウンド全勝のプールB首位通過で、順位決定戦に進んでいた。5日(水)に行われたタイ代表との試合ではストレート勝利、6日(木)の台湾代表との試合ではフルセットの末に勝利を飾り、予選ラウンドから2次ラウンドまで負けなしで、日本代表はセミファイナルラウンドに駒を進めた。
そして7日(金)に迎えた韓国代表との試合は、台湾戦に続きフルセットにもつれ込む激戦となった。セットを取っては取り返され迎えた第5セットは、序盤から韓国代表リードで試合が進められ、日本代表は追いかける展開に。中盤から終盤にかけても離された点差を追い上げることができず、8-15でゲームセット。女子日本代表は今大会初の黒星を喫し、3位決定戦にまわることとなった。
大会最終日の8日(土)、日本代表は銅メダルをかけ、前日の試合で台湾代表に敗れた中国代表と対戦した。この試合も互いに譲らずフルセットの激闘となる。最終第5セットは中国代表の僅かなリードで試合が進むが、日本代表も食らいつく。一時は同点に追いついたが、常に先行していた中国代表に逆転とはならず。最後は日本代表のスパイクがアウトになり、13-15でフルセット負けを喫した。
なお、注目の金メダルマッチは韓国代表と台湾代表との対戦となり、こちらも白熱したフルセットに。最終的に韓国代表がゲームを制して優勝を果たした。
前回大会にあたる2023年のU16アジア選手権大会で初代女王に輝いた女子日本代表は2連覇を目指していたが、順位決定ラウンドでは最後の2戦をフルセットの末に落とすという悔しい結果になった。最終順位4位で大会を終えた日本代表だが、上位4ヵ国に与えられる「女子U17世界選手権大会」(2026年開催予定)の出場権は獲得している。




