ドイツバレーボール協会(DVV)は12日、ミハウ・ヴィニャルスキ監督の辞任を発表した。公式SNSで伝えている。
現役時代にポーランド代表としても活躍したヴィニャルスキ氏。2017年の現役引退後はポーランドのクラブを指揮した後、2022年にザビエルチェとの兼任でドイツ代表指揮官に就任。2023年に行われた2024パリオリンピック(パリ五輪)予選を全勝で突破し、本大会では6位という結果を残した。
パリ五輪後に2028年まで契約を延長したが、2025年はネーションズリーグでは準々決勝敗退、世界選手権では予選ラウンド敗退に終わっていた。
DVVによると、辞任はヴィニャルスキ監督の個人的な理由とのこと。クラブチームの監督と兼任するハードなスケジュールの中で健康問題もあったことを明かしている。
「ドイツ代表チームでのここ数年は、私のキャリアの中で最も重要で充実した時間でした。情熱と成長、そして素晴らしい人々と過ごした忘れられない瞬間でいっぱいでした」
「しかし、最近は家族ともっと過ごす時間と関わりが必要だと感じるようになりました。プルスリーガでの仕事は非常にハードで、リーグと代表チームの活動の間には息つく暇もほとんどありませんでした。さらに、小さな健康的な問題も生じました。これらすべてを考慮し、今は一休みして力を蓄え、新鮮な状態で前を向くべき時だと感じました」
DVVは今後、複数の候補者から後任を選定していくとしている。




