20日(木)にセリエA男子の第6節が行われ、男子日本代表のアウトサイドヒッター(OH)大塚達宣が所属するミラノはホームのアリアンツ・クラウドでグロッタッツォリーナと対戦した。
前節を終えた時点で3勝2敗のミラノは、ここまで5戦全敗中のグロッタッツォリーナとのホーム戦に挑んだ。
コートにはスタートから大塚の姿が。注目の第1セットは序盤、ミラノが一歩前に出る。中盤、連続ブレイクを重ねたミラノは18-11まで点差を広げる。その後も流れを握ったミラノは25-17で第1セットを取る。
続く第2セットは第1セットと一転、相手にリードを許す入りとなる。しかしミラノは、男子ベルギー代表オポジットのフェレ・レガースのブロックポイントで10-9と逆転。以降はミラノのペースで試合が進み、18-12までリードが広がる。ミラノは勢いそのまま第2セットを制す。
第3セット、2セットを連取し勝利に王手をかけたミラノは男子ブラジル代表のセッターで、カショパの愛称で知られるフェルナンド・クレリングのサービスエースや、大塚のブロックポイントで序盤から先行する。中盤もリードを広げるミラノだが、終盤に差し掛かった場面でグロッタッツォリーナが反撃開始。5連続得点で20-19の1点差まで迫る。それでも逆転を許さなかったミラノは25-21でセットを取り切り、ストレート勝利を飾った。
ミラノはこの勝利で連勝記録を3に伸ばした。大塚はブロック1本を含むチーム3位の10得点。サーブレシーブ成功率も60%をマークするなど、安定した守備でチームを支えた。
次戦の第7節、ミラノは23日(日)2:00よりアウェーでチステルナと対戦する。チステルナには、男子日本代表のOH垂水優芽が大阪ブルテオンよりレンタル移籍している。
■試合結果
ミラノ 3-0 グロッタッツォリーナ
第1セット 25-17
第2セット 25-18
第3セット 25-21




