24日、2024アジア女子バレーボールクラブ選手権の予選ラウンド3戦目が行われ、日本のNECレッドロケッツ川崎がモノリス・スカイ・ライザーズ(フィリピン)と対戦した。

 23日の試合でイランのサーイパーに勝利し、2勝目をあげたNEC川崎は予選全勝通過を目指し最終戦となるフィリピンのモノリス・スカイ・ライザーズ戦に臨んだ。

 第1セットは粘りのディフェンスと両サイドからのオフェンスを起点に連続得点を決めたNEC川崎の大幅リードで始まった。10点目以降、NEC川崎にスパイクアウトのミスが目立ち、点差が1点まで縮まるもののミドルブロッカー(MB)野嶋華澄のブロックポイントで嫌な流れを断ち切り、NEC川崎が再び点差を広げ始める。終盤もラリーを制し、相手に5点差をつけてNEC川崎が先に20点目を獲得するが、お見合いでの失点や相手のサービスエースで流れを握られてしまう。大幅なリードから一転、デュースまでもつれ込んだが最後はベテランMB島村春世のクイックでNEC川崎が第1セットを取り切る。

 第2セットは相手のサーブとスパイクが機能し始めNEC川崎がリードされる入りとなったが、島村のブロックポイントで同点に追いつき流れを呼び込む。その後はNEC川崎がブロックやディグで好パフォーマンスを見せ、そこから切り返しラリーを幾度となく制した。流れを掴んだNEC川崎はセットを通してサービスエース2本、ブロックポイント4本を決め、第1セットとはうって変わって流れそのままに12点差をつけ第2セットを取る。

 第3セットはNEC川崎が序盤からオフェンス面でも力を見せつける。塚田のトスワークとアウトサイドヒッターの佐藤淑乃と和田由紀子を中心としたスパイカーの高い決定力も目立ち始め、このセットもNEC川崎の大幅リードで試合が進む。相手に8点差をつけ、NEC川崎が先に20点に到達すると2セットを取られ後がないモノリス・スカイ・ライザーズはサービスエースを決めるなど応戦するが力及ばず。第3セットもNEC川崎が奪い、ストレートでモノリス・スカイ・ライザーズに勝利を収めた。

 第1セットはデュースまで詰め寄られ、流れを相手に渡す場面もあったが、試合を通して見るとディフェンスシステムと佐藤や和田などラリーの最後を決め切るスパイカーの豊富さでNEC川崎が主導権を握っていた。この勝利により、予選ラウンド3戦全勝でプールBの1位通過を果たしたNEC川崎は9月26日(木)21時から行われる準々決勝に挑む。対戦相手は現時点では決定しておらず、この後行われる試合でプールAの4位通過となったチームとの対戦となる。

■試合結果

NEC川崎 3-0 モノリス・スカイ・ライザーズ

第1セット 26-24
第2セット 25-13
第3セット 25-18

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この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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