昨シーズン限りでの現役引退を発表していた井上奈々朱(35)が、埼玉上尾メディックスに入団し現役復帰することが決まった。24日にクラブ公式サイトが発表している。
井上は179センチのミドルブロッカー。強豪校である下北沢成徳高校を経て、卒業後の2008年にデンソーエアリービーズに入団。その後も日立レヴァーレ(現・Astemoリヴァーレ茨城)、東レアローズ(現・東レアローズ滋賀)でプレーをし、日本代表への選出経験も持つ。昨シーズンまで東レ滋賀に在籍していたが、2024年1月にシーズン限りでの現役引退が発表され、2024年2月10日に行われたレギュラーラウンド最終戦を持って現役を引退していた。
そんな井上が、再びバレーのコートに戻ってくることになった。ファンも驚く電撃発表の中、クラブ公式サイトを通して本人は、「この度、埼玉上尾メディックスに入団させていただくことになりました!貴重な機会を頂き、再び選手としてチームに加わり、高みを目指して頑張って行ける事に感謝しています。チームに貢献出来るよう頑張りますので、SVリーグでのご声援をどうぞよろしくお願いいたします!!」とコメントしている。
埼玉上尾のセッターである岩崎こよみとは高校の同級生でもある井上。現役選手としての復帰を果たした井上のSVリーグでの今後の活躍に目が離せない。