日本時間24日(月・祝)にセリエA第7節が行われ、男子日本代表キャプテンでアウトサイドヒッター(OH)の石川祐希が所属するペルージャはトレンティーノと対戦した。
ペルージャは開幕から6連勝としていたが、前節でヴェローナ相手にフルセットの末惜敗し今季初黒星となっていた。それでも首位をキープしていた中、ここまで4勝2敗で5位につけているトレンティーノとのゲームを戦った。
石川はベンチスタートとなった第1セット、序盤から流れをつかみ先行したトレンティーノが、そのリードを守り切りセット終盤の戦いへと入った。追いかけるペルージャは20-21とあと一歩のところまで点差を縮めるもその後は連続得点を許し、第1セットは21-25でトレンティーノが先取した。
第2セット、途中交代で石川がコートに送り込まれるも、チームはなかなかリズムを掴めずに試合が進む。13-20と大幅にリードを許しセット終盤へと入ったペルージャは、序盤に許した点差を縮めることができずに、16-25と大差でこのセットを落としあとがなくなった。
続く第3セットは拮抗した戦いとなるも、21-24と先にマッチポイントを握ったのはトレンティーノだった。それでもペルージャはそこから粘りを見せ3連続得点で24-24のデュースへと持ち込んだ。両チームともに点を取り合い、どちらが取り切るか分からない展開となったが、最後はペルージャが取り切り29-27でこのセットを奪い返した。
第4セットは中盤まで点差のつかない展開となったが、13-13の場面からトレンティーノが4連続得点で前に出ると、16-20と先に20点台へと乗せられた。ペルージャは最後まで食らいつき23-24と1点差まで詰め寄るも最後はトレンティーノが逃げ切り、23-25で第4セットを奪われセットカウント1-3で敗戦した。
石川は途中出場で6得点をあげるもチームは敗れ、これで2連敗となった。ここまで首位に立っていたペルージャだが、この結果により6勝2敗で2位となり、6勝1敗のヴェローナが入れ替わりで首位となった。
ペルージャは次戦、27日(木)4:30より現在1勝6敗で11位のモンツァとホームで対戦する。
■試合結果
ペルージャ 1-3 トレンティーノ
第1セット 21-25
第2セット 16-25
第3セット 29-27
第4セット 23-25




