23日、株式会社カブトに所属するビーチバレーボールのレジェンド、白鳥勝浩が28日(土)に開催されるジャパンビーチバレーボールツアー第7戦グランドスラムお台場大会をもって現役引退することを発表した。自身のインスタグラムで伝えている。
白鳥は大学卒業後、1998年からビーチバレーボールに参戦。2002年の第14回アジア競技大会で金メダル獲得、2002年から2011年にかけてビーチバレージャパンで10連覇、北京、ロンドン、東京とオリンピックにも3大会連続出場し、2018年と2019年のビーチバレージャパンでも優勝するなど数々の功績を残してきた。
白鳥は自身のインスタグラムでコメントを残している。
「この度9/28から開催のBVT1お台場大会をもって現役を引退することを決めましたので、ご報告させていただきます。大学生の時に初めてビーチバレーに出会い、海でやる特別なバレーボールに魅了されて、25年間ビーチバレーボールをしてきました。インドアバレーボールも含めた選手としての時間は、人生において最高に贅沢で幸せでした」
「これも一緒にビーチバレーボールをしてくれた選手、コーチ、トレーナー栄養士、スポンサーならびに所属会社、応援してくださった皆様、そして最後までサポートしてくれた家族のおかげです。心より感謝申し上げます」
また、現役時代からアンダー世代の選手たちなどを指導した経験もある白鳥。「今後は指導者としてビーチバレーボールの魅力をさらに追及していき、選手キャリアを上回る幸せな指導者キャリアを歩み輝けるように、仲間、家族と共働し挑戦していきます」と、今後は指導者に専念することも明らかにしている。
白鳥にとって最後の試合となるジャパンビーチバレーボールツアー第7戦グランドスラムお台場大会は28日(土)にお台場海浜公園で開催され、永井雄太・白鳥勝浩組はトーナメント1回戦で上場雄也・長谷川徳海組と対決する。